上演後の個人的な所感です

こんばんは。

今回の公演で演出を担当しました、

宮崎さやかです。


劇団ふぞろいそろい第三回本公演

『犬が西向きゃ尾は東』

にお越しいただいたみなさま、

この度はご来場誠にありがとうございました。


なぜか終わっても終わった感じがせず、

明日もあるような気分で布団に入り、

死んだように寝て起きて、

ブログのことを思い出して今書いているところでございます。


今回の公演でみなさまに書いていただいたアンケートを拝見していると、

「むずかしかった」

というご感想が思いの外多くて驚きました。


途中少し不思議な会話が混じるし、

はっきりと答えを言わない脚本だし、

その上にイメージシーンの演出が加わって、

人それぞれに解釈を与える作品になっていたかなぁとは思います。


アンケートを読んでいるうちに、

私も勝手な解釈で観ているだけで、

はっきりとした何かが分かってるわけではないんだろうなぁと思いました。

でもそれが、かんさんが言いたかったことなのかなぁ、とか。


なんというか、

むずかしいかもしれないけど、

それでいいんだよなと。


今回初めて演出を担当させていただいて、

わからないことだらけでしたが、

ただのさんをはじめ、

ほかの役者さんたちからも、

多くのことを勉強させてもらいました。


当日は照明オペをやりながら、

観客のみなさんの様子を横からチラチラ伺っておりました。


終盤に近づくにつれて、

お客さんが前のめりになっていくのを感じました。


あのときは、

我ながら気持ちよかったです。


もっとお客さんを惹き込む芝居を作りたいな、って思いました。


劇団ふぞろぞろいは、

これからも成長していきます。


次はもっと、すごいの作ってやるぞ。

という気持ちでおります。


みなさんにはこれからも温かい目で見守っていただければ幸いです。


この度は本当にありがとうございました!


宮崎さやか